タミヤプレッシャー

説明不要の名機・名キット
皆様、こんばんは。部屋の片づけに気を良くして久々に制作意欲も湧いてきました。製作途中のキットとしてブルインのT4とヘルダイバーがあるのですが、心機一転と言う事でこのキットを開封しました。
目指すは年内完成ですが、まぁあまり気にせず行きましょう。

インストはエンジンナセルと主翼の組み立てから始まりますが、何となく落ち着かないのでコクピットから・・・。

イギリス機に慣れているのもありますが、立体資料が有るので作業が捗ります。実はかなり前に途中で放り出してしまった48のモスキートがあるのです(汗)
この72のキットも48の構成とほぼ同じで、適宜省略されていますが見事なスケールダウンです。72でしっかり完成させて48のリベンジと行きましょう。
タミヤのキット、作りやすいキットの代名詞ですが何だか相性が悪くて、あまり良い思い出が有りません(もちろんキットのせいでは無くて何がしかのヘマをやらかす・・・)

そんなジンクスをよそに、キットはパチパチ組めます。組み立ての快適さは別次元ですね。何故か左翼のエンジンナセルを主翼に着けたら段差ができてしまいました。ちょっと削って合わせました。(多分、ナセルの接着時に組み方が悪かったのでしょう)
タミヤのキットで建付けが悪いと、原因はキットでは無くて、自分が組み方を間違えてるんじゃないかとドキッとします。精度が高いだけに、下手に削ったりすると後で辻褄が合わなくなるんじゃないかとか・・・。
キットの精度に私の腕が追い付いていないのが悪いのですが、上手く組めなかったらどうしようという重圧が・・・。
勝手にタミヤプレッシャーと呼んでおります。

ナセルの後端、主翼の上面には見事に隙間ができます。これは誰でも出来るみたいなので安心して(笑)隙間を埋めます。

主翼下面の航法灯は裏にメタルックを貼っておきました。まるで気泡のように電球を再現してあります。すごいぞタミヤ!

と、いう訳でサクサクと胴体まで組みあがりました。
うーん今回は形になるのが早いなぁ。順調じゃぁ。
・・・・・・・・・・・・・。
コクピットどうやって入れるんだよ!
はい。このキットはコクピットと主翼の桁が一体にっています。これを胴体に挟むとコクピット、更に主翼がばっちり位置決めできる素晴らしい設計となっています。
・・・挟むの忘れてたorz
胴体を合わせる前に、入れ忘れは無いかせっせと確認してタミヤのインストは見やすいわー。とか余計な事を考えながら貼りあわせたのが失敗であります。肝心な物を忘れました。財布を忘れて愉快なサザエさんです(意味不)
胴体を割る事も考えましたが、修正が大変です。
「部品請求すべし」と言う、まっとうな道も有ったのですが貧乏性故、気が進みません。

で、結局桁の部品をのこぎりで真っ二つにして、コクピットは無理やり押し込みました。主翼と胴体の位置関係が狂わないか心配でしたが、仮合せしてみたところ大丈夫そうで一安心。
コクピットもしっかり位置決めできるよう、胴体にはダボや溝が多数あり後ハメするのは難儀しました。ちょっと無理やりはめ込みましたが、それでもコクピット周りのパーツが破損したり外れたりしないのは、キットの優秀さの証でしょう。

かくして、何事も無かったかのようなフリをして、製作続行です。

偵察型にするので、胴体にはカメラが収まります。ウェーブのクリアアイでレンズを表現してみました。

光が反射してキラッとするのが良いです。

キャノピー内側の枠はデカールで再現する仕様です。余白を切り取って慎重に貼りました。それらしく見えるでしょうか?

ちょっと、主翼を付けてみましょう・・・。
ぉぉぉ、カッコえぇ・・・。
テンションが上がってきました。
胴体に所々窓が有りまして、クリアパーツをはめる箇所がいくつかあります。古いキットなら間違いなく鬼門になりそうですが気持ちよくパーツが収まってくれました。
こりゃ、本当に年内に完成できるかもしれません??
また自分で落とし穴を掘らなければですが!
本日もお付き合いありがとうございました!
tag : MosquitPRMk.IV
青い物つながり

新機軸
皆様、こんばんは。寒い日が続きますね。風邪も流行っていますし世間もうすら寒いニュースが続きますが、元気出していきましょう。
前回、基本塗装終了までお伝えしたモッシ―ですが、デカールを貼って汚しにかかります。

デカールはそれなりに経年はあったのですが、品質良好です。ここは踏むな!のラインもデカールで済ませました。
で、スミ入れを済ませ、水彩色鉛筆を使って、ブラウンのオイル汚れや、空気の流れに沿ってグレーで主翼に筋状の汚れを書いていきました。金属製の部分にはハゲチョロも。
偵察機なので、そんなに汚すつもりは無かったのですが、物足りないのでトップ画像の通り油彩を使った汚しに挑戦することにしました。

・・・と言うわけで、胴体への雨だれ表現(フィルタリング)とエンジン周りのオイル汚れ表現(マッピング)などその他諸々の結果がこちら。

プロペラもハゲチョロを書いた後に、白の油彩でマッピングしまして、最後はアクリルのグレーを軽く吹いてみました。

張り線をして完成としましょう。偵察機なのでこんなもんだろうとホドホドに汚したのもありますが、写真よりも汚してあります。
屋外でちゃんと写真を撮って、後日完成報告をしますね。

で、突然ですがマツダの三輪トラック(T2000)です。アリイの1/32であります。
こっそりB面進行で作っていました。似たような色だし(笑)
2月にオートモデラーの集いと言うイベントが有りまして、飛行機モデラーのワタクシですがとっても自宅の近所でのイベントですしBMの有志もいらっしゃる故、毎年お邪魔しています。
手ぶらで行くのも失礼ですし、ヘッポコでも一個完成させていこうかと・・・間に合えば!ですけど!

インストの通りにサクサク進めて、ここまで来ております。塗装のブルーは以前PRUブルーを自家調色していて失敗した色です(笑)
実際のT2000はもっと明るい水色ですが、業務用の車なのでこんなのも有りかと・・・。塗料勿体ないし。

素組で来ていたのですが、ヘッドライトのパーツは外側からはめ込む方式で、ちょっとでっぱり過ぎてイマイチです。

内側からはめ込めるように、ドリルレースして直径を小さくしました。左側が削った状態です。

うん。ちょっとそれらしくなったかな。
これも少し汚してやりたいですね。
本日もお付き合いありがとうございました。
tag : MosquitPRMk.IV Mazda_T2000
1/72 De Havilland Mosquito PR MK.IV (TAMIYA)

De Havilland Mosquito PR MK.IV 540Sq DZ383

皆様、こんばんは。先日完成を見たモッシ―ですが、今日は仕事も休み、かつ晴天。ちっさいほうの姫様のご機嫌の良いうちに急いでベランダで撮影しました。
冬の低い太陽。影が出まくりで、そろそろ撮影方法も考えないといけません・・・。
ミラーかレフ板でも使えば良いんでしょうかね?

生活感満載の写真で恐縮ですが右舷から。
キットは言わずと知れたタミヤの傑作キット。10月に二女が産まれてから完全にストップしていた製作を打開すべく、お手付きを無視して開封しました。実質一か月で完成は牛歩を自負するUsi Worksとしては異例の速さ。
まぁ、ワタシなんかが言うまでも無いのですが、かゆいところに手が届くと言うか、一昔前のキットや簡イなら手間がかかる箇所が見事にすんなり決まります。

左舷から。
作りながら、「ここは隙間の処理が要るだろうな・・・」と思って部品を組むと、「ハッハッハ、そんな必要は無い!」とばかりに設計が工夫されているか、パチピタのどちらかといった様相。(例外は主翼上面とエンジンマウントのつなぎ目くらいでしょうか)
誰が作っても綺麗に仕上がる。しかも安価に安定供給。贅沢すぎてありがたみが解らなくなるのかも知れませんね。
手間いらずに組める分、気楽に作って楽しむもよし、もしくは浮いた時間を塗装に拘るか、ジオラマ作りに振るのも良し。
今回は「忙しいしタミヤで楽しよう」と「楽した分汚しをやってみよう」が基本方針です。

下面から。こっちはあんまり汚してません。
ついつい、絶版のオールドキットや簡イに手を出してしまいますが、こうして組んでみると青い鳥は近くにいたのかもと思わされます。
それとは関係ないけど、塗装はPRUブルーで。楽できそうだし・・・いやいやカッコいいから!ですよ。塗料は以前スピットの偵察型を塗った時の自家調色です。

基本塗装のPRUブルーはドバっと吹いただけです。デカールを貼って、汚しはエナメルでの墨入れ。それからマスターモデラーズに掲載されていた海外作例を参考に、水彩色鉛筆を使い、グレーで主翼周りのスジ(空気の流れに沿って書きました)やブラウンでオイル漏れのような物を書込み。
その後、油彩でマッピングやフィルタリング(のつもり)を施してみました。

木製の機体で有名なモッシ―ですが、金属の部分にはハゲチョロを追加しております。ペラはホワイトの油彩でマッピングして、タミヤアクリルのグレーを吹いてぼかしております。

あれこれやった割に、迫力は今一つですが、偵察機だからそんなに汚れてないだろうと言うのと、派手に汚すほどのテクニックが無いのと両方ですね。

PRUブルーの色合いも考証的には?だらけですが、こうして冬の青空を望めば説得力あるでしょうか?

戦争に使うには勿体ない、綺麗な飛行機だといつも思います。
本日も、お付き合いありがとうございました。
tag : MosquitPRMk.IV